トヨウラ・ブログ通信
介護職員応援事業報告
2013.11.16
福島県原発事故被災地域に所在する南相馬市内の「特養ホーム福寿園」にA施設介護支援専門員が応援に入りました。福寿園は福島第一原発から三〇キロ圏内にある施設です。原発事故の直後は医療機関が閉鎖し医療を受けることの出来ない状況や、食料や介護物資の入手が困難となり、施設運営の継続が危ぶまれた時期がありました。
その福寿園でA施設介護支援専門員は、短期間ながら様々な貴重な体験を通して、原発事故が齎す恐怖と失望、更に生活者としての権利侵害等、文章には現しきれない多くの思いを持ち帰りました。
新潟県中越地震から九年が経過しました。台風二十六号は伊豆大島に甚大な被害を齎しました。自然災害が私たちの身近で何時発生するか十分な予測は立ちません。故に、有事に備えた事前の対策が大切になります。