ひだまりdiary
ご住職さんの紙芝居
2019.02.14
地域の方からのご紹介で、長谷寺のご住職さんが来園し、年長児の子どもたちに紙芝居を読んでくださいました。
ご住職さんは、子どもたちが散歩で訪れる近隣のお寺も管理して下さっている方で、子ども達に豊かな心を身につけたいという熱い思いでひだまりにおいで下さいました。
紙芝居の題名は「小僧さんの地獄めぐり」。いけない事をすると地獄というところがある事、また良い行いをすると救われる、ということを紙芝居の世界から子ども達は心で感じ取ったようです。子ども達はご住職さんの素晴らしい語りにとても集中して聞き入っていました。
紙芝居の後には、小僧さんが描いたとされる絵図が運ばれて来ました。「わーっ、おおきい!」「いっぱい書いてある!」とびっくりした様子。
紙芝居の絵と同じ場面があったり、赤ちゃんからお年寄りになる絵が描かれている場面など興味津々に見ていました。
それぞれに紙芝居を見て感じ取ったものがあったようです。お家の方や保育者ではなく、ご住職さんからお話を頂けた事は、子ども達の心によく響いたのではないかと思います。
貴重なお話をご住職さんが子ども達にお話して下さるということで、地域の方もかけつけて子ども達と一緒にお話を聞いて頂きました。
このような形で、子ども達へ語り継ぐ活動に興味を持って、園に足を運んで下さることは本当にありがたいことだと感じております。
子どもの健やかで豊かな心を育んでいくために、これからも様々な方のお力をお借りしながら保育を進めていきたいと思います。
ご住職さんは、子どもの未来を考えて活動なさっていると話されていました。また、子ども達に様々なお話を教えて頂ければと思っております。