ひだまりdiary
2019.03.01
2月の某日、警察署の立会い訓練が行われました。
内容としては、園児には周知せず、園庭から警察官扮する「不審者」が保育園の敷地に入ってきて、園舎の周りをうろうろ…。
窓の外から、不審者が中にいる子どもたちや様子をのぞいていました。
「先生、だれかおじさんがいる」と不審者に気が付いた子どもからの声。クラス担任の先生が「非常通報装置」を鳴らし、園内に周知しました。
園内に響く、いつも聞き慣れない音に緊張感の走る子どもたちと職員。各クラス、担任の先生の周りに集まって静かにお部屋の中にいました。
不審者と窓越しに対応した職員、警察に通報した職員、もしも突進して来た時のためにさすまた等を持って遠くから様子を見守る職員等々…。
それぞれが緊迫した訓練となりました。
その後、警察の方から「い」「か」「の」「お」「す」「し」のお話を聞きました。
「いか」行かない
「の」乗らない
「お」大声を出す
「す」すぐに逃げる
「し」知らせる
みんな、とてもよくお話を聞いていました。
そして警察の方から、一人ひとりに「いかのおすし」のクリアファイルをもらい、自宅に帰ってから「いかのおすし」の話をお家の方としたかと思います。
数日後…誤作動で「非常通報装置」が作動するということが、おこりました。
子どもたちも職員も今回の訓練を活かして、行動していました。いつ起こるかわからない出来事に、すぐ対応できるのは日々の訓練の成果だと改めて感じました。このような訓練の機会を大切にしていきたいと思います。