ドリーム情報ステーション
【令和元年度就労プログラム第3クールを振り返って】
2020.05.11
先日、就労プログラム第3クールの講師陣振り返りを行いました。
第3クールは、新型コロナウィルスの影響もあり途中最後の1カ月間のプログラムが中止で終わってしまったことが残念です。
良かった点としては、参加利用者の発言率が高く、発言ベースで進行ができたこと。実際の就労場面に落とし込んだり、ロールプレイ方式を用いることで、イメージを持ちやすくした点などがあがりました。
逆に反省点としては、様々な障がいの方が一緒に講義を受ける中で、理解する力にも差が生じてしまいます。そこで、講師の言葉選びやより具体的な説明が必要だったのではないかということがあがりました。
その中で、「せっかく各施設の職員が講師として参加しているのだから、参加利用者にとっても講師をする職員にとってもメリットのあるプログラムにしていく必要がある」という意見がありました。
就労プラグラムを開始して3年が経過し、内容を見直していくタイミングが来たようです…
就労準備性ピラミッドの土台をしっかり固めるために、より実用的で現実的な内容を取り入れていくことになりました。
例えば、心と体の健康管理では、食事中のマナーや身体上のニーズ(頭が痛い、喉が渇いた等)を発信できるか…
日常生活管理では、まず身だしなみ!洗顔・髭や産毛剃り・入浴・整髪・歯磨きなど…
対人技能では、挨拶返事から始まって、報連相や感情のコントロール、異性との関わり方まで…
一般社会に出て組織に属するために、いろいろなことを学んでもらう機会にしていきたいです。