ドリームカレッジ+1
コンセンサスゲーム
2021.09.20
9月8日(水)、医療福祉大学実習生による特別授業が行われました。
授業内容は『コンセンサスゲーム』です。
みなさんは、「コンセンサス」という言葉を知っていますか?コンセンサスとは、それぞれ違う意見があっても話し合いを通じて、全員の意見が同じになることをいいます。アメリカやヨーロッパでは重要な言葉として、よく仕事の場で使われているそうです。
そこで話を戻しましょう。
コンセンサスゲームとは、グループ全体の意見を同じにすることを目的とするゲームです。指定された課題をグループメンバーで読み、その後話し合いで意見を出し合います。話し合いの中で、「人数が多いから」「言い争いたくない」という理由で自分の意見を言わないということはいけません。グループメンバー全員の意見を大切にしながら、意見を一つにまとめていきます。
今回の課題は『雪山での遭難』です。
①救助が来るまで助けを待つか?②それとも自力で街まで行き、助けを求めるか?
どちらにするかをグループ内で話し合い、意見をまとめました。意見がまとまった後、必要な道具(なんと10個も!)の優先順位を決めていきました。
1グループ4~5人とし、話し合いを行いました。最後までまとまったグループ、10個のアイテムのメリットデメリットの意見を出し合うグループ、と様々でした。
この授業を通して、意見の違う相手と同じ意見にまとめることは、決して簡単ではないことを学びました。実習生の方、貴重な授業をありがとうございました。