「なかよしの日」と考える力
2012.06.04
ひだまり保育園では、今年度から異年齢保育を行っています。
今までも、自由遊びの間は年齢関係なく遊んでいましたが・・
「なかよしの日」では、保育士が願いや思いをもって子どもたちに働きかけたり、
子どもたち自身の力を引き出せるような「見守り」を行うことによって
子どもたちの自分で考える力やお互いを思いあう気持ち
自分たちでがんばろうとする心などを育てていければと考えています。
さて・・5月30日のなかよしの日のリスグループさん。
近くのお寺までみんなでお散歩にいきました。
大きい子と小さい子のペアーで出発。てづくり望遠鏡で探検気分です!
さて・・このハウスには何がいるかな? コッコッ・・コケコッコー♪
この野菜はな~~んだ? キャベツー! 大きい葉っぱにびっくりですね。
お寺についてからはお地蔵様に「遊ばせてくださいね」と手を合わせてから探検です。
大きな「ふき」をみつけて傘にして遊んだり匂いをかいでみたり。
そして・・・大きなタケノコ発見!!!!
お寺の管理の人がきったばかりのタケノコ(もはや竹に近いのですが)をみつけて
大喜びの子どもたちです。
さて・・・この大きなタケノコを園に持っていきたいといいだしました。
「先生は手伝わないよ。みんなだけで持っていけるかな・・?」
「だいじょうぶ、もっていける!!」はりきって担ぎます。
結構な道のりを子どもたちだけで運びます。
重たくなって持ち方を工夫します。
最後までがんばって自分たちだけで運びきりました!!
子どもの力はすごいです。
さぁ 持ち帰ったタケノコ。
今度は、「おうちに持って帰りたい」
「給食さんに料理してもらってみんなで食べたい」
いろんなことを考えます。
でも、こんな長いの持って帰れるかな。
このタケノコはどんな味がするかな。
またまた子どもたちは考えます。
そして先生も考えます。
この日のなかよしの楽しかった思い出は・・
アタマを使い、からだを使い、協力をして。
なかよしの日の一日はこんな風にして過ぎていきました。