ドリーム情報ステーション
就労プログラム
2023.11.01
虫の声に色づく木々、秋の深まりを感じる頃となりましたね。
ドリーム部門では、「就労プログラム」といって、各事業所で行っているカリキュラムを他の事業所も一緒に学んだり体験できる時間があります。
今回は、私たちの事業所で行っている就労カリキュラム「福祉基礎」にドリームカレッジのご利用者さん達が参加してくれました。
内容は、高齢者の体や心の変化について様々な疑似体験をして、体で感じて考えていただくものです。
手足に重り、イヤマフ、ゴーグル、軍手…いろいろな装具をつけて、日常動作をしていただき、普段の生活と比較をして体の不自由さを体験していただきました。
こちらは目の視覚障害の体験
こちらは車いす
最後にグループワークをしていただき、高齢者の方と接するときに気を付けたいことや自分たちにできることを考えていただきました。皆さんが、自分事として捉え「困っている人を見かけたら声を掛けたい。助けてあげたい。」と、思いやりのある意見をたくさん聞くことができました。
「福祉」とは特定の誰かだけでなく、みんなが幸せに暮らすための取り組みです。
今日の体験を通して、これからの社会を支えていくご利用者一人ひとりが、日頃から少し意識を変えて、誰に対しても思いやりのある行動ができたら、みんなが暮らしやすい社会に繋がると感じています。