ドリーム情報ステーション

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謹賀新年

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

では、新年一発目もブログ記事を投稿させていただきます。

～年をとるってどんなこと？～

ドリームの卒業生には、老人ホームなどの高齢者の施設に就職した人が何人もいます。仕事内容は清掃だったり介護補助だったりとさまざまです。メンバーの中には、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らしたことがある人もいますが、そうでない人も大勢います。高齢者の施設に就職するとき、そこで暮らす人、利用する人がどんな人たちなのか、どんなことに困っているのか、どんなことに気をつけなければいけないのか…、前もって知っているのと知らないのとではメンバーの気持ちも大きく変わると思っています。

ドリームの就労カリキュラムでは、福祉の基礎としてそんなお年寄りについて学んでもらっています。

１０数回ある講座の中で、今回は高齢者の疑似体験をしました。

まずは難視めがねをかけて文章を読んでみたり、自分の名前を書いてみたりします。そのあと、めがねはつけたまま、軍手をして折り紙を折ってもらいました。

わかりにくいですが、難視めがねはレンズ部分がクリアファイルでできており、とても見えづらいです。

次におもりなどを付けて廊下や階段をのぼってみました。

職員が一緒に付き添いますが、耳栓もしているため声が聞こえづらく、見えないし重いしで、途中でギブアップしたメンバーもいました。

体験を通して、年を取ることの大変さがわかったと話してくれるメンバーもいました。

今後も車いす体験や視覚障がい、聴覚障がい、ベッドメイキングの仕方、人権や尊厳について、認知症についてなどなど体験を通して高齢者や介護について知ってもらい、少しでも自信をもって就職していってもらいたいと思っています。