ドリーム情報ステーション
ドリーム部門就労プログラム
2018.07.11
ドリームで行われている就労訓練の特徴のひとつ、『就労プログラム』というものを紹介したいと思います。
前期・中期・後期とそれぞれ午前・午後10名程度ずつのグループに分け、全9回にわたって行われる講座です。ドリームのメンバーに限らず、ドリームネクストやカレッジのご利用者も、必要に応じて受講していただいています。
内容としては、『就労準備性ピラミッド』に即した形で、「1.働きたい気持ちについて」~「6.職業適性、制度について」というもので、講師はドリーム部門の職員が行います。その他、「企業が求める人材とは何か」「企業を知る」など、外部から講師に来ていただいたり、実例を交えた現実的な話を聞く回もありました。
日頃の訓練がどのように就労に結びついているのか、どう役に立っているのか、ということや、自分自身を振り返り分析すること、服薬や栄養バランスの必要性など、さまざまな事を学ぶ機会となりましたが、毎回みなさん真剣に取り組む様子が見られました。また、積極的に発言や質問をする方も多くいました。
講義終了後には「振り返りシート」を書いてもらうのですが、短い時間の講義の中でも、みなさんがたくさんのことを学んだり、考えたりすることができたのだということが伝わるものが多かったです。実践的な訓練以外にも、こういった勉強する機会、考える機会があることも大切なのだと感じました。