CEF会議~質の高い障害者雇用を考える会議~
2019.04.02
3月16日(土)17日(日)CEF会議に出席してきました。
相変わらずの小川先生を囲んだ写真です。(笑)
昨年度までのJC-NET会議からさらにパワーアップした会議で、本当に考えさせられる内容でした。
障害者雇用は順調に雇用数だけは右肩上がりになっていますが、数だけではなく内容に目を向けようという2日間でした。
個々のケースが本当に質の高い雇用になっているのか…。就職者の職場でのやりがいやスキルアップ、それに伴って給与面、就業形態はご本人の希望に沿っているのか…などなど。課題提議と私達支援者は今後どのように考え、動くべきか…解答を見出す会議ではなく、一緒に考えていくスタイルの会議にしていくという小川先生の言葉がとても印象的でした。
その言葉通り、今までの就職者の方や企業の担当者の方の顔や支援を思い出して「本当にあれで良かったのかな?」「支援が終了し、数年後に退職した話も聞いたけど…」と気になることがどんどん出てきました。
ここ数年の傾向である支援対象者が精神手帳の方(精神、発達)が増えてきているデータを小川先生、行政の方よりお話いただき、尚、現状は多様化、困難化しているのだろうと想像できました。
現在、就労継続支援B型のはろはろから精神の方1名が福祉施設でトライアル雇用を行っています。職場の方たちからとても理解していただき、ご本人は笑顔で働かれているので訪問の度、安心しています。継続して働く上で困難なことがあった時にご本人、職場双方にサポート体制があるよう、今後はジョブコーチ支援や定着支援事業につなごうと考えています。
どのサービスから送り出すにしても責任を持って「質の高い障害者雇用」となるよう取り組んでいきたいです。
小川先生、実行委員の皆さま、実のある会議を本当にありがとうございました。