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今回は、働いた経験があってもなくても大切なポイントである『働くための準備』について取り上げます。

求職活動を始める前に、少し立ち止まって、ご自身の働くための準備について、振り返ってみてもよいかもしれません。

【働くための準備】参考ポイント

・ご自身の障がいについて理解して、他者に自分から説明できますか？

・家族以外の他者とコミュニケーションをどれだけ取れていますか？

・他者からの評価や助言を、聞き入れることはできていますか？

・働くことを想定して、障がいがあっても『できること/ 難しいこと/ 配慮をもらえればできること』を整理していますか？

・通勤を想定して、自家用車の運転、バスや電車の利用をしていますか？

・1週間のうち、定期的に家から外に出て、人と関わったり、作業を行う機会をもっていますか？

・体力は、どの程度ありますか？

　上記を参照して、「一人で就職の準備をするのは、なかなか大変…」と思われた方もいるかもしれません。そういった方は、就労支援機関 (就労移行支援事業所、就労継続支援A型/B型、地域活動支援センターなど) を利用して、支援者と一緒に働くための準備をなさってみてはいかがでしょうか？

支援を受けることは、自分の苦手な面に対峙する大変さもありますが、新たな自分を発見したり、今後の就職活動のプラスにつながることも期待できると思います。