こあサポ応援ブログ
障害者雇用の状況について
2023.03.22
毎年、厚生労働省から「障害者雇用状況の集計結果」がホームページで公表されています。
皆さんはご覧になったことがありますでしょうか。
民間企業における障害者雇用の状況のほか、産業別の雇用率、官公庁での雇用の状況等が掲載されています。
令和4年度の障害者雇用状況報告の集計結果(概要)によると、 民間企業における雇用状況は令和3年と比べると2.7%増加し、19年連続で上昇しました。障害者手帳の等級別にみると、身体障害の方は0.4%減少。知的障害の方は4.1%上昇、精神障害者の方は11.9%上昇(いずれも前年比)の結果となっています。また、公的機関における在職状況についても、国、都道府県、市町村、教育委員会いずれも前年比と比べて上昇をしています。新潟県の障害者雇用の動向も同じような推移を示していると思われます。
このことからもわかるように、コロナ禍の状況下ではありましたが、民間企業・官公庁での障害者雇用は進んでいるとみることができます。
この1年、皆様の実感としてはどのように感じられたでしょうか。それぞれの立場からお感じになることは様々かとは思いますが、障害者雇用で就労するということが少しずつ社会に浸透していっているように感じます。
来年度以降、障害者雇用率が段階的に引き上げられます。また、新型コロナウィルスの感染上の位置付けも「5類」に引き下げられることが決定しました。
様々な制限が緩和される中で、社会の動きも少しずつ変わることが予想されます。
世の中の動きが好転することを期待しつつ、こあサポートは来年度も障害者雇用の取りくみを一歩ずつ進めていきたいと思います。
※参考資料
厚生労働省「令和4年 障害者雇用状況の集計結果 」