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皆さまは9月が「障害者雇用推進月間」であることをご存じでしょうか。

障がい者の方の就労意欲が年々高まっている中、仕事を通じ、誇りをもって自立した生活を送ることができるよう、障がいを持たれた方の雇用対策について改めて考える機会となっています。

来年度以降の雇用率引き上げは既に通知されているところであり、企業への障がい者雇用の取り組みはさらに求められることとなります。

（参考）民間企業の法定雇用率 令和6年4月～2.5％ 令和8年7月～2.7％

ただ、仕事は採用されてゴールではなく、安定して就労してこそ、自立した生活に繋がります。そのためには企業側の努力と共に、支援者の役割も重要だと思います。

障がいをお持ちの方の状況も近年変化していると感じています。そのため、今までと同じ対応ではなく、さらにその方に合わせた支援が求められています。こうした中、支援者がスキルアップするための取り組みを行う必要があると考え、こあサポートでは、新潟市内の就労移行事業所の職員の方対象で事例検討会の開催を予定しています。

事例を通して、意見を出し合い、どのような支援の可能性があるか、新たな視点や広い視野を得る機会となれば幸いです。

初めての試みで参加者の方に実りあるものになるか不安なところではありますが、地域の支援力向上に向けて継続した取り組みとなるよう進めていきたいと思います。