なかよしピクニック
2020.06.10
コロナウィルスの関係で、親子遠足や園外保育など、様々な行事が自粛・中止となっていたので、職員間で相談し、各クラスごとに園舎周りを散歩しながら、戸外で自然に触れながら感受性を育んだり、みんなで楽しく活動する中で共通の目的を見いだし、工夫したり協力したりできる活動として、「なかよしピクニック」を企画しました。
各クラス、自分たちのなかよしピクニックの日はいつか…と指折り楽しみにしていました。
今日はぶどう組さんがなかよしピクニックの日。朝から「かばんにお弁当はいってる!」「シートも持ってきた~!」と楽しみにしていたこどもたち。お弁当が気になったり、早くピクニックに行きたくて、行く前からみんな興奮気味でした。
まだ10分以上前なのに、準備ができてテラスから外へ行くのを待っている子もいました。
テラスへ出て、スタンプラリーのカードを一人ひとりもらって興味津々。
自分たちで手をつなぐ友達を決めて、出発です!
愛広苑のロータリーに1個目のスタンプ台発見!
園舎周りの農道を歩いていくと…「あっ、スタンプあった!」と2個目のスタンプ台に駆け寄り…。
どんぐりさんやくるみさんが遊んでいるテラスのわきを通っていくと3個目のスタンプ台が…。
みんなに「いってらっしゃーい」と声をかけられてごきげんなぶどう組の子どもたち。お互いに手を振ってかわいらしい姿がありました。
こども園に到着して、玄関でスタンプラリーの答えを園長先生に報告。
「ご」「は」「ん」
大正解~!! 答えが当たったので、園長先生から一人ひとりメダルを首にかけてもらいました。
「ねえ、ここにお米の絵があってね、これがヒントでごはんってわかったんだよ」という子もいました。よく見ていたんですね。
そして、最後は園庭の日陰にピクニックシートを敷いてみんなでお弁当をいただきました。お忙しい中お弁当の準備ありがとうございました。
農道の近くには川があって水が流れていて危ないこと、道路は車が急に走ってくるから危ないこと、縁石の上を歩くと危険なこと…いろいろなことを学んだようでした。また、中には手をつないで歩道を歩くときは小さい子を歩道の内側になるようつないでいる手をつなぎかえている子もいました。
ビワの木にオレンジ色の実や黄緑色の実がなっているとか、草の上を歩くと凸凹する等の気付きもあり、自然は好奇心や探究心を育むことができるものだと改めて感じることができたなかよしピクニックでした。
今は少し収束していますが、コロナウィルスに対しての予防対策はまだまだ取っていかなくてはいけないと思います。3密を防ぎつつ、子どもたちが楽しめる計画をこれからも職員みんなで考えていきたいと思います。