今年の鬼は・・・?
2021.02.08
今年は37年ぶりに2月3日でなく、2月2日が節分の日。
コロナ対策の中ひだまりこども園でも、各クラスがお部屋の前に集まってお遊戯室で「節分の集い」が行われました。
最初に各クラスの代表の子が前に立ち、自分たちが作った鬼のお面の紹介をしてくれました。
鬼がついたお面や角が大きなお面…。
例年だと、お面の紹介や節分の由来などの話があった後…ド~ン!ド~ン!と大きな太鼓の音とともに鬼が登場することが多いので、子どもたちは少しずつそわそわ…キョロキョロ…。
そこで会を進めていた先生が「いつもは節分の時ってとドドドドって足音立ててこわーい鬼が走ってきたりしない?」と子どもたちに投げかけると「うん、来る」「捕まえられたりするから豆投げる」「走って逃げるよ」と子どもたちはいろんなことを話していました。
保育教諭「今日はね、皆さんに大事なお話があります。今、みんなの周りで流行ってる病気は何だかわかりますか?」
園児「コロナ~」「コロナウィルス~」
保育教諭「そうだよね。ニュースとかで毎日コロナにかかった人は○○人です、って言ってるの聞いたことあると思うんだけど、実は鬼さんはそのコロナをやっつけに行っているので今日はひだまりこども園には行けませんって鬼さんから連絡があったんだよね~。だから、今年は鬼さんが来ません。」
園児「え~?!」とどよめき。
保育教諭「でもね、今日は鬼さんから話を聞いてきた先生たち2人に来てもらったから、先生やみんなから聞きたいことを質問してもらおうと思います。質問のある人~?」
「ヒイラギのご利益はなんですか?」「なんで鬼は角が生えてるんですか?」「鬼は普段何をしていますか?」「鬼はどんな子のところにきますか?」「鬼の苦手な物は何ですか?」等々。
いろいろな質問に対し、ステージ上の2人の先生が真剣に答え、子どもたちは「うんうん」と頷いて聞いていました。
その後、「せっかく豆に見立てたものを作って来ているから、豆まきをしましょう」と保育教諭が作った青鬼と赤鬼の絵が登場!!
密にならないように、各クラスごとにお遊戯室に来て豆まきをしました。
子どもたちは、自分たちの豆まきが終わると「鬼は豆が嫌いだから…」と投げた新聞紙をすべて回収してお部屋に戻っていました。よく話を覚えていて、自ら新聞紙を拾っている姿はなんとも、ほほえましい姿でした。
最後に福の神が登場し、みんなにお土産のお菓子を配ってくれました。
みんなお菓子をおいしくいただきました。
コロナをやっつけてくれている鬼さん、頑張ってくれていることと信じております。
今年もみんなに「福」が来ますように・・・。