自分の絵の具で・・・
2021.05.25
さくら組の活動の様子です。
ちゅうりっぷ組までは、園の絵の具を使って色を塗ったりしていたのですが、進級して、自分の絵の具を使えることになったさくら組の子どもたち。
今日は初めて自分の絵の具を使ってみるということで、先生から使い方の説明を聞きながら使ってみました。
絵の具の蓋⇒帽子
絵の具のチューブ本体⇒体
パレット⇒お部屋 に見立てて、子どもたちがイメージしやすいように伝えていました。
まずは、好きな色の絵の具をお部屋に出してみることに…。
①絵の具を開ける時は、肩を持って帽子を取る。②取った帽子をお部屋に置く。③お腹を押して絵の具を出す。④絵の具を出す量はお米の粒くらい。
「お部屋の中でまぜまぜできるかな?」「筆はバンバン持ちだとかっこいいよ」「水をつけて筆の先はいつもロケットみたいになるといいね」等の言葉がけに真剣に絵の具を混ぜていた子どもたち。米粒くらいに絵の具を出せた子もいれば、そら豆くらいの大きさに絵の具を出してしまった子も…。水分が少なくて思うように混ぜられない子もいたりしましたが、絵の具がパレットの中で広がっていくのを嬉しそうに見せてくれる子もいました。
では、紙に絵の具を紙に付けてみましょう。
「絵の具を点々とつけていって線を踏まないようにたくさん色を付けてごらん」と声をかけられると、みんな一斉に一点集中!!楽しみながらも緊張しているようで黙々と絵の具を付けていました。
筆の洗い方も教えてもらいました。1人1つの筆洗いのバケツはないから、仲良く使ってほしいと伝えると、順番に譲り合って使っていました。「優しく洗うんだよ」「最初はここのお水で洗うんだよ」と話しながら、ていねいに筆を洗っていました。
最後は、自分でパレットを洗いました。
「きれいにできたよ」「楽しかった」「またやりたい」というこどもたち。「明日はお花を描くから、また絵の具しようね」と今日の活動は終わりました。
正しい絵の具の使い方を知ると共に、自分の物を大切にする気持ちが育つことを願っています。