ひだまりdiary
子どもの命を守る訓練
2022.07.02
本日、消防署の方に来園いただき、職員で救命措置の講習を受けました。
乳児と幼児の人形とAEDを使って実践練習です。
傷病者を発見したら、周りの安全を確認し、反応の有無を確認する。
周りにいる人に助けを求め、119番とAEDの手配を依頼する。そして呼吸の確認をし、胸骨圧迫30回×人工呼吸2回。「強く、速く、絶え間なく」がポイントなのだそうです。
AEDも電極パッドを貼り付けてスイッチオン。未就学児は小児用電極パッド、または小児用モードに切り替えて使用するとよいと教えていただきました。
また、乳児に胸骨圧迫をする際は両手の親指で圧迫するか、中指と薬指の二本で圧迫するかの方法があるとのこと。
119で救急車を呼んで、到着するまで胸骨圧迫30回×人工呼吸2回を繰り返す…意外と力が必要な行為で、職員も交代でやらないと体力が持たないことを改めて実感することができました。
最後に、熱中症の初期症状や応急処置と軌道異物の除去方法を教えていただきました。
1時間という短い時間でしたが、実りある講習でした。ひだまりこども園では、毎年職員みんなで実践・講習を受けていますが、何度経験していても、いざとなると慌ててしまうものです。
来週からプール・水遊び活動が始まります。今回講習していただいたことを実際に実践しなくてもいいように、安全に遊べるように配慮して活動を進めていますが、もしものために職員も一生懸命に自己研鑽していきたいと思います。