大寒波の影響を受けて
2018.01.26
今週に入って大寒波が到来し、全国各地で様々な不具合が生じているニュースが聞かれています。
郊外にあるひだまり保育園は、吹雪になると周りが真っ白になります。
連日、最高気温が氷点下0℃以下となり、24日夜には保育園から高野(隣の集落)までの約300メートルの県道の間に、トラックや軽自動車等6~7台が吹き溜まりに埋もれていたようで、翌日には「通行止め」になっていました。今までどんなに悪天候でも通行止めになったことがなかったので、吹き溜まりができた道路での吹雪の中の運転の怖さを改めて感じさせられました。
そのような状況でしたので、朝の通園バスを急きょ運休にし、保護者の皆様には送迎のご協力をお願い致しました。
その25日、保育園の水道管が凍ってしまい、水が少ししか出ない状態⇒水が出ない状態になり、給食も非常用にストックしていた水を使い、メニューを少し変更して何とか給食の提供をすることができました。食器も洗う水もないということで、ご飯はおにぎりにし、汁物やおかずは非常用の紙皿や紙コップなど簡易食器を使い…災害時の訓練のような風景でした。ですが「手洗いが出来な~い」「トイレの水が流れなーい」「のど乾いたー」‥等、子どもたちには不便な思いをさせてしまいました。
ほんの少し出る水道からの水をバケツやポリタンクに溜めて手洗いやトイレに使いました。
胎内市にもタンクで給水していただきましたし、お隣の愛広苑さんにもお水を汲みに行かせていただいてどうにか対応できました。
翌日には、道路事情は少しよくなったものの、水が足りず給食提供ができない状況で、登園する際には各自、お弁当と水筒を持参するお願いをさせていただきました。
保護者の皆様には、色々と大変ご迷惑をおかけいたしました。
普段、あって当然のように使っていた「水」のありがたさ、を子どもたちも職員も身に染みて感じたできごとでした。
水がないと、生活していく上で本当に不便であること、本当に水が大事だということ、大切に使わなければならないことを学びました。
大変でしたが、貴重な経験をすることができました。
業者さんに調べてもらったところ、水道管の凍結は、気温が上昇して解けなければ復旧しないのだそうです。。。
1日でも早く復旧してもらいたいところですが、この寒波が去るまでは難しいかもしれないとのこと。
もう少し、この状態が続くことになるかもしれません…。
保護者の皆様には重ね重ねもう少しご迷惑をおかけするかと思いますが、ご理解ご協力をよろしくお願い致します。