鬼は~外!福は~内!!
2024.02.03
2月2日、“まめまき会”がありました。
登園すると、「今日、こども園に鬼が来るってママが言ってた。」「鬼、いっぱい来るの?」と少し心配そうな子もいましたが、「みんなを守るんだ!」と、張り切っている子もいました。
まずは、ちゅうりっぷ組さん。
ミニゲームの豆投げ合戦をしています。
「おには~そと!」元気に新聞紙で作った豆を投げています。
思った以上に力強く投げている姿に、気合が見られますね。
節分のお話を真剣に聞いています。
“みんなの背中に担いでいるのはなに?”と聞くと「おにだよ。」と教えてくれた子ども達。
次に“今日は何の日か知ってる?”と聞くと「おにを付ける日!(担ぐ日!)」迷わず教えてくれました。
自分で作った鬼を担ぐ日を心待ちにしていたのですね。可愛いですね。
ちゅうりっぷ組の入口には、ブロックで作ったイワシの頭とひいらぎが吊るしてありました。
鬼さん、気付いてくれるかな…
ドンドンドン…!!という太鼓の音と共に鬼の登場です。
座っていた子ども達も、慌てて立ち上がり豆を投げています。
お腹の中に、くいしんぼう鬼と、ふざけんぼ鬼がいると教えてくれたちゅうりっぷ組さん。無事に退治することが出来たかな?
少しすると“福の神”が来てくれました。お菓子をもらい「やったー!!」と大喜びで、みんなで美味しくいただきました。
次は、くるみ組さんです。
手作りのお面、可愛いですね。
「見て見て!」と嬉しそうにお面を見せてもらっていると…
鬼の登場です。頑張って豆を投げる子、保育者の後ろに行きエプロンの中に隠れようとする子…など様々でしたが、何とか鬼を退治することができました。
鬼が逃げていくと「良かった~!食べられるとこだった。」と一言。
その後、“福の神”が来ると、また豆を投げようとする子もいましたが、鬼じゃないことが分かり、お菓子をもらうと…
「大好き~!!」「優しかった!」と喜びを伝えていましたよ。
次は、どんぐり組さんです。
お部屋の隅にみんなで集合…。
鬼の顔をジーっと見て…“あれ?お顔は見たことあるけど、体が…。え?”と不思議そうな表情をする子もいましたが、保育者中心に豆を投げて鬼を退治することができました。
“福の神”さんにお菓子をもらいます。すると、さっきまで泣いていたのですが「(鬼さんと)バイバイした。」「逃げちゃった。」と教えてくれたり、“鬼さん何色だった?”と聞くと、「あか!」「あお鬼!2人いた。」とお話しすることが上手になり、沢山教えてくれました。
次は、さくら組さんです。
最初は、節分についてのお話を聞きます。
とても真剣ですね。
ひいらぎに焼いたイワシの頭を付けて玄関に吊るしておくと鬼が来ないんだよと言う話を聞き、ますます真剣に聞き入るさくら組さん。
太鼓の音と共に、鬼が登場すると、「きゃー!!」と、なぜか部屋の隅にみんな集まります。
でも、さすがはさくら組さん。逃げるだけではなく自分のカバンの中の豆を鬼めがけて投げたり、その豆が無くなると、床に落ちている豆を拾って投げたり、頑張っていました。
最後は、“福の神”さんにお菓子を頂きみんなで食べました。
鬼の時とは違って、みんな集まってきます。そして、福の神さんに聞かれて、頑張って豆を投げたことを一斉に伝えています。
最後は、なのはな組さんです。
こちらもとても真剣に話を聞いています。後ろから見ていると、子ども達の頭の上にある小さなツノがなんとも可愛いくて見入ってしまいます。
年長になると、ただ鬼に豆を投げるというのではなく、自分の中にいる悪い鬼を退治することをしっかりと理解していて、その鬼を退治すると張り切っています。
なのはなさん組さんにも最後は“福の神”さんがきてくれました。
中には、涙が出てしまった子もいましたが、泣いている子の分も負けずに豆を投げたり、泣いたお友達を励ましていたり、優しさが見られた“まめまき会”になりました。
みんなの心の中にある悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込めたのではないでしょうか…