はるかぜ日和
私たちの仕事③ 地域との繋がり
2019.09.10
当施設が立地する川岸町は白山浦地区町内会・鏡淵校区にあります。
民家がたくさんある地域からは離れたとことにあるために、日常的に生活の中で近所の方に挨拶をしたり、遊んでもらったり・・ということは望めません。
年に1回、鏡淵校区の民生委員児童委員の情報交換会に出席させていただいて、地域の状況を教えていただいたり、私たちの困りごとなどをお聴きしていただいたりしています。
その際、主任児童員さんは、案内文書や出席の確認を郵送や電話等ではなく施設まで出向いてくださり、施設の子どもたちがかわりないかどうかを確認してくださっています。離れていても気にかけてくださっていることにとても感謝しております。
また、同じく年1回の防災訓練にもお声がけいただき毎年参加しております。
今年は、アルファ米のわかめごはんの炊きだし訓練の見学と鏡淵小学校の校長先生の中越地震の体験のご講和でした。
校長先生は、中越地震を山古志村の小学校で体験されたそうで、その時の写真をスライドでみせていただきながら大きな地震がきたらどうしたらいいのか、事前にどのような準備が必要なのかなどを小学生のみなさんと一緒にたくさんのことを勉強させていただきました。
毎年、後方に防災グッズの展示などもされており、今年は段ボールベッドや避難所でパーソナルスペースを作るための簡易テント、ひとりで運べる担架、非常用トイレなどについて使い方などを教えていただきました。
子どもの参加は難しいですが私たちが地域コミュニティの行事に出向き、地域の方々と繋がることはこの地域で生活するうえでは大切なことだと思っています。