新卒で入職して今年で10年目。
0~2歳児の赤ちゃんから年長さんまで、一通りの年齢の保育を経験し、今春からは0歳児の担当になった早坂さん。昨年度まで担当していた園児と違って、おしゃべりができない赤ちゃんに戸惑うことも…。
そんな今では疑う余地のない保育のプロですが、「あれは良くなかった」と反省する過去があるそうです。
この職業に就くきっかけと日々の仕事について
保育の仕事がいいな…と思ったのは、中学生の時の職業体験で保育園に行き「子どもって素直でいいなぁ」と思ったことがきっかけです。また私には妹が2人いるのですが、下の7歳年の離れた妹の世話を小さい頃から好きでやっていたことも大きいと思います。ちなみにもう1人の妹とは2歳しか離れておらず、お世話…というよりはけんか相手でした(笑)。
子ども相手の仕事は楽しいのですが、やはりひとりでは解決できないこと・何度やってもうまくいかないこともたくさんあります。
当園では会議の場や夕方の雑談時に気軽に相談できる雰囲気があり、とても助かっています。困ったことはもちろんのこと「かわいいエピソード」や「面白エピソード」も職員みんなで共有して、園児の成長をみんなで楽しんでいます。
周りの目を気にしすぎる私を変えた一言
元々周りの目を気にしすぎる傾向があった私は、入職後も他の先生方の目が気になり、「この先生はできているのに、私はできていない…」とか「こんなことをして変だと思われないだろうか…」とか、とにかく周りの先生を気にして積極的に自分から動けず、子どもともうまく関われない時期がありました。
そして入職2年目の時、先輩の先生から「大人じゃなくて、子どものために仕事をしてるんでしょ?」と言われハッとしました。「子どものためなら周りの目なんて気にならない。」全くその通りだと思いました。
こちらが楽しんでいないことは、子どもはすぐに見破りますから、まずは自分が楽しむこと。「自分が楽しくなくちゃ子どもも楽しくない!周りの目なんか気にしてられない!」と思い、大きく自分を変えることができました。